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ものづくり研究開発センター CNF製品実証・試作拠点

高混練二軸押出機


機器概要
 混練性を高めた二軸押出機で、真空装置を備えており、材料の加熱・溶融時の空気や水分による劣化を防ぎながら材料製造や成形を行う装置です。セルロースナノファイバー等のフィラーを高度に分散させた材料の製造や試作品の成形性に関するデータを蓄積します。
主な用途
 自動車等の輸送機械では、性能向上のため軽くて強い材料が求められています。この装置では、セルロースナノファイバー等の微細なフィラーを高度に分散させた高性能材料の製造を行います。さらに製造時に問題となる空気や水分による劣化を防ぐために真空装置を備えています。また、材料の前処理や押出成形用の付属品を備えています。

設備名 高混練二軸押出機
メーカー名 東芝機械株式会社
型式 TEM-48
導入年 H29年度
仕様 ・形 式        :同方向二軸押出機
・スクリュー形式    :セグメント式(耐食・耐摩耗仕様)
・スクリュー径     :48mm
・スクリュー長さ、直径比(L/D):58.3
・回転速度       :1〜437rpm
・シリンダー温度    :80℃〜400℃
・シリンダーベント   :3カ所
・シリンダーサイド口  : 1カ所
・真空ポンプ      :水封式(排気量1500L/min)
・ストランドダイ    :φ4mm×5穴
・成形ダイ       :フィラメント(1.75mm)、丸棒(10mm)
・材料前処理部     :プラネタリー型ミキサー(15L)、
             ヘンシェル型ミキサー(12L)
設置場所 ものづくり研究開発センター

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