独立行政法人 科学技術振興機構(JST)
地域産学官共同研究拠点整備事業

本設備は、独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 地域産学官共同研究拠点整備事業で導入しました。
ものづくり研究開発センター 機械分野設備

超精密切削加工機


機器概要
 ナノ~マイクロメートルオーダの形状精度を有する製品や金型を加工するための、5軸ナノ切削加工機です。引き切りやミリングなど3~5軸の各種加工法に対応しており、複雑形状の加工も可能です。加工後の形状を機上計測し、それを基にした補正加工をすることもできます。

主な用途
 光学、バイオ、医療をはじめとした、各種分野に要求される超精密部品を作製することができます。また機械加工であることから、材料種の選択肢が多く、形状の自由度の高いナノ加工を行うことができます。

設備名 超精密切削加工機
メーカー名 ファナック(株)
型式 ROBONANO α-0iB
導入年 H22年度
仕様 ・分解能:直線軸(X, Y, Z軸)1 nm、回転軸(B, C軸) 1/1000000˚
・移動量:水平軸 280×150 mm、垂直軸 40 mm、回転軸 360˚(連続回転可)
・最大送り速度:水平軸 500 mm/min(高速引き切り加工時 120 m/min) 、 垂直軸 50 mm/min、回転軸 250 rpm
・全軸に空気静圧軸受けを採用

設置場所 ものづくり研究開発センター