独立行政法人 科学技術振興機構(JST)
地域産学官共同研究拠点整備事業

本設備は、独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 地域産学官共同研究拠点整備事業で導入しました。
ものづくり研究開発センター 金属分野設備

陽極酸化設備


機器概要
 Al、MgやTiなどの金属を溶液中で陽極として電解すると、表面にAl2O3,MgO,TiO2などの酸化皮膜が生成し、この処理を陽極酸化処理と言う。生成酸化皮膜は、金属素地よりも、硬さ、耐食性、触媒機能、電気絶縁性等で優れ、或いは、特異的な形態を持つものもあり、それらの特徴に応じていろんな分野に応用されている。

主な用途
 高純度Alの陽極酸化皮膜の形態を図1(溶液:シュウ酸)と図2(溶液:リン酸)に示す。このように、ナノサイズの孔を有する高規則性皮膜の作製も可能であり、型やマスクとしての応用が検討されている。また、低純度Alでは、図3のような孔表面に窪みのあるものが得られ、これを型とすると、直立したナノサイズの構造体図4が得られる。撥水材やDNA分離等への応用が検討されている。Alの場合と同様の柱状ポーラス組織は、溶液の工夫でTi等においても見出されている。

設備名 陽極酸化設備
メーカー名 アルメックスPE株式会社
型式 ALX-1式ユニット型
導入年 H22年度
仕様 ・Alを例に挙げると、
  アルカリ脱脂 → スマット除去 → 陽極酸化 → 封孔処理
    の一連の処理が可能
・陽極酸化浴容量 : 60L(B4サイズの陽極酸化処理可能)
・電源 : 電圧0~500V可変 電流0~30A可変

設置場所 ものづくり研究開発センター