ホーム > お知らせ >

報道・新聞

抗がん剤投与前に効果判定 -機能素材加工課・大永副主幹研究員-


概要 「出典:富山新聞 掲載日:2020年9月22日(火曜日)」
 吐き気や脱毛など副作用がある抗がん剤治療で、富山県産業技術研究開発センター(高岡市)は21日までに、抗がん剤の投与前に効き目を判別する装置を開発した。ミクロン単位の構造を持つ樹脂チップに血液を流し、がん細胞のみを自動的に捕捉する。富大や金大、東大など8大学と連携し、臨床試験で確認した。がん細胞を遺伝子レベルで解析することで、一人一人に合った薬や治療法を提案し、患者の負担を軽減する。

職員のコメント
 今回の記事の研究が目指す「がんゲノム医療」は今後さらに拡大し、広範囲の癌に適用されていくと考えられます。これを実現するためには、記事に掲載された装置を医療現場に最適化していく開発をはじめ、細胞操作、画像取得、画像解析・認識、情報解析などの様々な技術開発が必要であり、幅広い分野で企業参加が求められています。がんゲノム医療の主旨に賛同しこのような開発に参加いただける企業を探していますので、興味をもたれましたらご一報いただけますと幸いです。

 ホーム > お知らせ >