1 事業趣旨(目的、ねらい)
「サーキュラーエコノミー(EC)」への移行に向けた県内ものづくり産業における課題、知識や技術の普及を図るために、最先端技術のセミナーや研修の機会を提供します。
2 研究会名
- 開催が決定次第、情報を追加していきます。
- (1)サステナブルマテリアルプロセス研究会
- 県内企業のGX・サーキュラーエコノミー(資源循環)の移行に向けた取り組みを推進するため、「セルロースナノファイバー複合材料」「バイオプラスチック」「天然資源を用いた機能性材料」「廃プラスチックのマテリアル・ケミカルリサイクル」を中心に、有識者によるGX・サーキュラーエコノミーに関する先進的技術動向の情報提供や研究会におけるディスカッションを通じて、会員とともに新製品・新技術開発の立案を目指す。
(2)モビリティ・新加工プロセス研究会
ものづくり技術の変革が進むモビリティ分野において、特に「電動化や軽量化、サーキュラーエコノミー」に資する新たな加工プロセス技術への対応は、基礎素材型産業の割合が高い県内企業において重要な課題となっている。本研究会では、当該分野を念頭に、県が有する接合等の特許技術や有識者による新加工プロセスに関する情報提供、ディスカッションを通じて、会員とともに新製品・新技術開発の立案を目指す。
- (3)循環型ヘルスケア素材評価研究会
- サーキュラーエコノミーの理念である資源循環と持続可能性を背景に、リサイクル性や耐久性等に優れたヘルスケア用基礎素材と、これを活用したスマートテキスタイルや次世代衣類の生体適応性や動作解析、触感評価に関する研究会を開催する。最先端の素材や評価技術の紹介とハンズオンの実践を通じて議論を深め、関連する新製品・新技術開発の立案を目指す。
- (4)デジタル設計解析技術研究会
- DXの活用は、ものづくり企業の持続的成長に不可欠である。本研究会では、県内企業の製品設計工程のDXを支援するため、コンピュータシミュレーション技術の活用による構造解析、伝熱解析、流体解析、振動解析等の実習型セミナーを通して基礎的な技術習得を図ることにより、県内企業における製品開発スピード向上や試作回数の最小化によるサーキュラーエコノミーの実現を目指す。
- (5)ものづくり評価分析技術研究会
- サーキュラーエコノミーの進展に向けた環境配慮型の軽量素材やリサイクル材料など、高付加価値かつ長寿命な製品の開発には、その特性を正確に解析するための評価・分析技術が必要である。本研究会では、実際に複数の装置を操作し、様々な材料の解析をおこなうことにより、材料分析・表面分析の特徴を理解し、県内企業の品質管理能力と製品競争力の向上を図る。
3 お問い合わせ等
各研究会関連の講演会などを開催しますので、お気軽にお問い合わせください。メールでお問い合わせの方には、随時、研究会活動をご案内いたします。
開催案内はホームページにも載せますのでご覧下さい。なお、
参加費は無料です。
その他、一般的なお問い合わせは下記まで連絡願います。
富山県産業技術研究開発センター 企画調整課(企画 kikaku2)
〒933-0981 富山県高岡市二上町150 TEL 0766-21-2121 FAX 0766-21-2402
メール送付は、氏名横記載の英語名に、@itc.pref.toyama.jpを付記したアドレスへお願いします。