産業技術研究開発センター・メルマガ11月号

<富山県産業技術研究開発センター・メールマガジン>
目 次
【1】マテリアル・プロセス研究会 第1回マルチマテリアルWG
   「爆発圧着法による異種金属の接合」
【2】「衝撃設計とその評価法」技術講習会の開催について
【3】「画像測定機の基礎と応用事例」技術講習会の開催について
【4】マテリアル・プロセス研究会 第2回マルチマテリアルWG
   「摩擦攪拌接合を取り込んだ工作機械の現状と展望」
【5】「スポーツ&ヘルステクノロジーの研究開発と商品開発への応用」
   技術講習会の開催について
【6】マテリアル・プロセス研究会 第1回 3Dデジタル技術応用WG
   「X線CTデータ解析ソフトウェアを活用したAM造形品の
   品質評価について」
【7】設備のご紹介
【8】全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索
   システムのご案内
【9】産学官協働ローカルイノベーション創出事業
   (ものづくり人材の育成)のご案内
***********************************
【1】マテリアル・プロセス研究会 第1回マルチマテリアルWG
   「爆発圧着法による異種金属の接合」

***********************************

 マテリアル・プロセス研究会 第1回マルチマテリアルWGとして、下記の通り開催します。
 今回は名古屋工業大学の成田助教をお招きし、「爆発圧着法による異種金属の接合」についてご講演いただきます。
1 日時 令和5年11月17日(金) 13:10〜14:20
2 形式 ハイブリッド形式 (会場:ものづくり研究開発センター + Zoom)
3 内容 13:15〜14:20 <技術講演>
  題名 「軽量金属材料のマルチマテリアル化技術
     −爆発圧着法による異種金属の接合−」
      講師 名古屋工業大学  大学院工学研究科
         物理工学系プログラム 助教 成田 麻未 氏
 輸送機器の更なる軽量化に向けて、異種材料を適材適所に用いる「マルチマテリアル化」が注目されています。異種材料間の接合技術は必須でありますので、軽金属材料であるマグネシウム合金とアルミニウム合金との接合について、爆発圧着法によるアプローチを行った例を紹介します。
 また、この手法では、接合界面における脆性的な中間層(金属間化合物相)の生成を抑制可能で、その接合に用いる合金組成の影響や、熱処理の影響について解説します。
4 定 員   会場15名、 WEB30名(先着順)
5 参加費 無料
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

***********************************
【2】「衝撃設計とその評価法」技術講習会の開催について
***********************************

 当センターが保有する落下衝撃試験機による耐衝撃性能の評価方法や、衝撃設計についての考え方に関する技術講習会を開催します。
1 日時 令和5年11月17日 金 14:00〜16:00
2 会場 富山技術交流センター 2階研修室 富山市高田529
    (富山県産業技術研究開発センター 機械電子研究所隣り)
3 内容:「衝撃設計とその評価法」
     神栄テクノロジー株式会社 システム事業推進部 部長 川口 和晃 氏
      衝撃設計の考え方および落下衝撃試験装置M DST 300 による
      衝撃試験方法について
4 対象 富山県内企業の技術者など 20名程度
5 参加費 無料
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

*************************************
【3】「画像測定機の基礎と応用事例」技術講習会の開催について
*************************************

 当センターが昨年度導入しました画像測定機では、高精度な寸法測定や表面形状測定を非接触で行うことができます。今回は本装置を活用頂けるよう、下記の通り講習会を開催します。
1 日時:令和5 年11 月20 日(月)14 時00 分〜15 時30 分
2 場所:富山県産業技術研究開発センター ものづくり研究開発センター
     ものづくりライブラリー(高岡市二上町150)
3 講師及び講演内容 ・14 時00 分〜14 時50 分
   講演 画像測定機の基礎と応用事例
   講師 株式会社ミツトヨ 営業サービス本部 中部営業サービス部
      中部ソリューション課 荻野雅也 氏
   内容 画像測定機の基礎、ラインナップや納入機の概要、
      応用事例について
      実機を用いたデモ
4 定員:20 名程度
5 参加費 無料

▼詳しくは、こちらをご覧ください!

*************************************
【4】マテリアル・プロセス研究会 第2回マルチマテリアルWG
   「摩擦攪拌接合を取り込んだ工作機械の現状と展望」

*************************************

 輸送機器等の軽量化等に求められるマルチマテリアルの接合技術を中心としたマテリアル・プロセス研究会を設置しております。
 第2回は「摩擦攪拌接合を取り込んだ工作機械の現状と展望」と題した講演会を開催いたします。
 1 日時 令和5年12月8日(金) 14:00 〜 15:00
 2 会場 富山県産業技術研究開発センター ものづくり研究開発センター
      ものづくりライブラリー 富山県高岡市二上町150 番地
 3 内容 「摩擦攪拌接合を取り込んだ工作機械の現状と展望」
 4 講師 芝浦機械株式会社 工作機械カンパニー 工作機械営業部
      営業技術課 主幹 相原 正美 氏
 5 参加費 無料
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

*************************************
【5】「スポーツ&ヘルステクノロジーの研究開発と商品開発への応用」技術講習会の開催について
*************************************

 「スポーツ&ヘルステクノロジーの研究開発と商品開発への応用」と題して、技術講習会を開催いたします。
(本講習会は「官学と中小企業との知の交流プラザ推進事業」として、富山県産業技術研究開発センターと富山県中小企業団体中央会および富山県新世紀産業機構の共催で開催するものです。)
1 日時 令和5年12月12日(火)14:00〜15:30
2 会場 富山県産業技術研究開発センター 生活工学研究所 ホール
    (南砺市岩武新35−1)
  ※Web会議ツール「Zoom」によるオンラインでも参加いただけます。
3 内容
  演題 「スポーツ&ヘルステクノロジーの研究開発と商品開発への応用」
  講師 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 兼 環境情報学部
            教授 仰木裕嗣 氏
 近年、スポーツテクノロジーの発展が目覚ましい。 こうしたテクノロジーがスポーツのルールまで変えようとしている。 テクノロジーの背景にある要素技術の紹介と共に、特許庁が行ったスポーツ関連技術特許調査結果にも触れて今後の動向を紹介する。 また慶應義塾大学SFC研究所スポーツ・アンド・ヘルスイノベーションがこれまでに取り組んだスポーツテクノロジー関連研究の事例を紹介すると共に、近年力を注いでいるヘルス・メディカル領域にまたがる研究およびリハビリテーション分野への応用事例についても触れたい。
4 対象 富山県内企業の技術者など 会場20名、Web30名程度
5 参加費 無料
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

*************************************
【6】マテリアル・プロセス研究会 第1回 3Dデジタル技術応用WG
  「X線CTデータ解析ソフトウェアを活用したAM造形品の品質評価について」

*************************************

 AM造形品の非破壊検査手法の一種であるエックス線CT技術ならびに画像解析技術にフォーカスし、ボリュームグラフィックス株式会社殿にAMの品質保証や高精度化手法の最前線動向についてご紹介していただく標記の研究会を下記のとおり開催いたします。
1 日時 令和5年12月19日(火) 午後2時〜午後3時30分
2 形式 ハイブリッド形式(会場:ものづくり研究開発センター+Zoom)
3 内容
  講師:ボリュームグラフィックス株式会社
     セールスチームマネジャー 木下修平 氏
 本セミナーでは、X線CT解析ソフトウェアであるVGSTUDIO MAXの機能紹介に加えて、X線CTの原理から、X線CT市場の最新動向、AM造形品への活用方法、またCTデータをCAEへ利用するコンセプトなど、検査/不良品解析だけではなく、幅広い活用方法をご紹介させて頂きます。
4 受講料 無料
5 定員 会場20名、WEB 30名(先着順)
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

***********************************
【7】設備のご紹介
***********************************

 当センター保有の試験・研究機器を、企業の皆様に積極的にご利用いただくため、導入した設備の紹介を順次行います。
 今回は、ものづくり研究開発センター(高岡市)に設置した画像測定機(電源立地地域対策交付金事業により導入)を紹介します。
▼詳しくは、こちらをご覧ください!

***********************************
【8】全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システムのご案内
***********************************

 全国の鉱工業系公設試験研究機関のWebで公開されている保有機器や研究者情報を一括検索・閲覧できるサイトがあります。

    https://www.meti.go.jp/kousetsushi/top

 検索結果表示が使いやすくなりました。試作品を作って、安全性・耐久性の試験をしたい、製品開発の相談がしたい場合などに、ぜひご活用ください。

***********************************
【9】産学官協働ローカルイノベーション創出事業
   (ものづくり人材の育成)のご案内

***********************************

1 概要
 県内のものづくり企業の技術者などを対象に、産業技術研究開発センターの最先端設備を活用した課題解決型の研修(数ヶ月)を行い、得られた知識・技術等を企業の現場で実践応用できる人材を育成します。
2 内容
・受講者: 県内に事業所を有する中小企業等の技術者(資本金10億円以下)
・研修テーマ:新・富山県ものづくり未来戦略に定める7つの成長産業分野
 @医薬・バイオ、A医薬工連携、B航空機、C次世代自動車、Dロボット、
 E環境・エネルギー、Fヘルスケア、またはSDGs、デジタルものづくり、
 高機能素材、ナノテク(CNF等)、IoT技術に該当するもの
 ※経費の1/2を参加企業に負担していただきます。

=========================================================================

 ■□■ このメールマガジンについて ■□■
  ◎メールマガジンの登録、登録内容の変更、登録解除等につきましては、
   下記メールアドレスまでご連絡ください。
  ◎皆さんからのご意見、ご質問、ご感想などをお待ちしております!

  [ 編集・発行 ]
 富山県産業技術研究開発センター企画調整課
  [ E-mail ]
 owner-monomlに続いて、@itc.pref.toyama.jp を付記してください。
 〜 「@」は全角になっていますので、半角に変更してください。 〜
 〜 メールアドレス収集ロボット対策としてご了承ください。 〜