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光触媒機能を有した酸化チタン(TiO2)は、光照射により有機物分解特性と超親水性を発揮することから、環境浄化・抗菌製品やサイドミラー等の安全製品への利用に大変に注目されている。これまで、光触媒機能を発揮するアナターゼ型酸化チタンの生成には、約350℃前後の熱処理を施さなければならないことから、製品への利用にはセラミック等の耐熱材料に限られていた。しかし最近、我々はスパッタ法を用いて、熱処理を必要とせずに光触媒機能を有する酸化チタンの低温成膜に成功し、樹脂材料へのコーティングが可能となったことから、様々な材・・・ |
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