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プラスチックは、その透明性、成形性、軽量性、靭性、コストなどの特長を活かし、既に光学部品素材として重要な位置を占めるに至っている。これはプラスチックを光学用途に適応させるために重ねてきた様々な改良や技術開発の結果であり、そのような工夫は材料から成形に至るまでの広い範囲でなされてきた。 材料面では、プラスチックはガラスと比較して耐熱性、複屈折、吸水性などに劣るため、モノマーレベルからの検討が行われた結果、光学材料として非常に優れた脂環式ポリオレフィンなどが開発された。一方、従来から光学用樹脂として用いられ・・・ |
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