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人口の高齢化の進行とともに、一人暮らしや介護を必要とする高齢者が増加している。特に独居高齢者の場合、日常の安全や健康管理の面で適切な支援が求められている。これまで、赤外線センサを用いた緊急通報機能を有する高齢者見守りシステムを開発し、センサデータを解析して得られる起床、就寝時刻等に着目し、その季節や経年分析を行い、健康状態の変化の兆候について検討してきた[1]。一方、異常の早期発見による安心・安全な見守りサービスの実現のため、対象高齢者の生活状態を把握することが求められる。そこで、起床、就寝等の生活事象と・・・ |
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