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アンダカット部を有する製品の鋳造には、低圧鋳造法や重力鋳造法の場合、珪砂をフェノール樹脂で固めた「シェル中子」が広く用いられている。一方ダイカスト法においては、強度や耐熱性の点からシェル中子は適用できず、金属製の「置き中子」や「引き抜き中子」が用いられてきた。これらは、シェル中子のような「崩壊性中子」に比べ適用できる形状に制限があることから、新たな材料による崩壊性中子の開発が望まれていた。 今回、無機塩類の流し込み成型による中子製作技術を利用し、崩壊助剤添加による易崩壊性を兼ね備えた中子の開発、及び量産・・・ |
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