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固体表面に微細なテクスチャを作製することで,表面の摩擦係数が減少することが知られている1) 2).この原理を切削工具に適用することで,工具・被削材間の摩擦が減少し,工具の加工性を改善することが可能であると考える.本研究では,工具表面にマイクロ・ナノメータオーダの微細なテクスチャを作製し,そこで発現する摩擦の低下現象を応用することで,優れた加工性を持った切削工具を開発 することを目的とする.本報では,テクスチャ形状の最適化を図るため,加工条件やテクスチャの形状が被削性に及ぼす影響について検討した.さらに,D・・・ |
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