19 |
H.17 年度より横波超音波(SV 波およびSH 波)を用い、簡便で実用に資するための金属疲労損傷度非破壊評価技術の開発に取り組んでいる。これまでのアルミニウム合金における単軸引張疲労試験結果から、反射法であるSV 波の内部摩擦増加が主に転位の増殖に関連し、また透過法であるSH 波の減衰率増減が主に残留応力の変動を示しているものと理解されている[1,2]。これらはそれぞれ金属疲労における横波超音波の音粘弾性および音弾性効果と考えることができる[3]。本報では、本評価技術の実用化のため重要となるこれらの効果・・・ |
 |
 |