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近年、機械設備・製品の高性能化に伴い、耐磨耗性に優れた部品のニーズが広まっている。本研究は、自動車用駆動部品等に耐摩耗性向上のため利用されているステライト肉盛部材について、耐引掻き摩耗性および耐凝着摩耗性を向上させる目的で、プラズマアーク(PTA)熱源を用いて、ステライトと硬質粒子の同時添加による複合肉盛及び急冷処理の連続プロセスを行うことにより、高耐摩耗性を有する炭化物分散型ステライト肉盛部材の創製を目指すものである(二ヶ年計画)。初年度となる本年度は、肉盛・熱処理の連続プロセス装置および冷却速度評価シ・・・ |
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