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近年、細胞等のバイオ試料の操作、TEM・SEM 試料をはじめとする分析用試料・不純物の操作等、様々な分野で顕微鏡の映像を元に行う微細作業が増加している。この場合、把持対象物はμm オーダのものであり、人の手で直接操作することは容易ではないため、微細作業を行う際には一般的にマイクロマニピュレータが利用されている。しかしながら、操作者は顕微鏡の視覚情報のみで作業を行うため、マニピュレータが対象物を把持しているかいないかの判断が非常に困難であることが課題である。そこで本研究では、把持したことを実際に触覚として感・・・ |
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