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マイクロリアクタは、数10〜数100マイクロメートルオーダーの微細流路を持つ反応装置のことであり、主に化学工業、医薬分野で導入が検討され始めている。マイクロリアクタは、@瞬時に2 液が拡散混合するため効率的な混合が可能である、A伝熱面積が大きいため温度制御が容易である、という特徴がある。このため、反応の暴走による爆発危険性を回避できる、不純物の生成量を減らせるとされる。しかし、処理量が少ないため、工業化するには同一のマイクロリアクタを多く設置しなければならず、コストがかかるといった問題もある。そこで、本研・・・ |
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