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小径穴のエッジや穴内面の仕上げ加工は、部品の性能向上を図るために種々の部品において必要とされている。たとえば流体の噴射ノズルの場合、流体の流入側エッジ部の丸み付け、穴内面の平滑化によって噴射性能の向上が期待され、ノズルの仕上げ加工を行なうケースがある。しかし、穴のサイズが小さくなるにつれて穴のエッジ仕上げ,穴内面の平滑化は難しくなる。そこで、油に砥粒を懸濁させた研磨液を小径穴内部に流しながら強力超音波を付加させて、小径穴のエッジ仕上げ・穴内面の研磨を行なう方法を新たに創案し、その可能性を見出した。本研究で・・・ |
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