20 |
種々の労働作業の中でも劣悪な環境下、例えば暑熱環境下での労働作業があげられる。また、日常環境においても健康を害するような気象状況がある。特に近年の猛暑による熱中症は大きな問題となっている。そこで、暑熱環境での着用に適した衣服の開発を目的とし、前年度にはゆとり量が大きく、開口部も大きい衣服を着用することにより、衣服自体の揺動による換気効果と、更にスリット開口部を設けることによる換気の促進効果で、衣服内の温度・湿度の快適化を図ろうとした。しかし、ゆとり量の大きな衣服の着用時には、衣服素材と体表面との間に空間が・・・ |
 |
 |