ものづくり研究開発センター 共通分野設備

大型エックス線CT


機器概要
 被検体を回転させながらエックス線を照射し、それぞれの方向での透過像からコンピュータを用いて断面の画像を作成する装置です。

 ※利用される方が自らエックス線照射の操作を行われる場合には、当センターでのエックス線業務従事許可が事前に必要です。また、試料設置等でに管理区域内に立ち入る場合には、法令の規定により線量計の装着等が必要となります。詳細は、担当者にお問い合わせください。
主な用途
 非破壊検査、3次元形状データ作成に用いられます。
類似の機器
 機械電子研究所に、「マイクロフォーカスX線CT装置」、 ものづくり研究開発センターに「高機能材料用ナノフォーカスX線CT装置」が設置されています。

設備名 大型エックス線CT
メーカー名 YXLON (エクスロン) International GmbH
型式 Y.CT Compact 450XL-Y
導入年 H22年度
仕様 ・最大スキャンエリア: φ600mm×750mm(耐荷重50kgf)
・X 線管出力等: 最高450kV-700W、焦点寸法0.4mm(EN12543)
・ラインセンサ: センサピッチ250μm、分解能16bit、有効長573mm
 ※このため、スライス数に比例して計測時間が長くなります。
・X線の透過能力:鉄:約65mm、アルミニウム:約250mm
 ※検体の形状等によっては、エックス線の透過距離が上記以下でも良好な画像が得られない場合があります。
 ※管状の検体についてはこちらをご覧下さい。
設置場所 ものづくり研究開発センター