テクノシンポジウム2021専用HP

テクノシンポジウム2021(令和3年度 研究発表会)
■日時 令和3年7月29日(木) 13:00〜17:00
■場所 富山県産業技術研究開発センター
 ものづくり研究開発センター & Web
  <シンポジウムの形式と申込方法はこちら>
  聴講無料

13:05〜13:45
◇特別セミナー 「UAV(ドローン)を活用した老朽化インフラ調査技術への取り組み」
株式会社フルテック 代表取締役会長 古村 崇 氏

13:50〜16:15
◇研究発表 3研究所&埼玉県9件 プログラムはこちら
ものづくり研究開発センター、生活工学研究所、機械電子研究所
埼玉県産業技術総合センター
HPインタラクティブセッションの案内

16:15〜17:00
◇新設設備紹介(動画配信)

※令和3年度のテクノシンポジウムは、新型コロナの感染状況によりオンライン(Zoom)開催のみに変更する場合があります。

HPインタラクティブセッション

1 研究発表概要

タイトル
概要
詳細
(a)高混練二軸押出機を用いた乾燥CNF/PP複合材料の性能評価に関する研究
セルロースナノファイバー(CNF)は、樹脂に複合すると強度特性の向上等フィラーとして優れた特性を有しています。しかし、樹脂との混練時にCNFが凝集してしまいフィラーとしての特性を活かせなくなってしまします。本研究では、高せん断をかけて混練することのできる高混練二軸押出機に注目いたしまして本装置を用いた複合材料の作製方法について検討しました。ここでは、CNFとポリプロピレンの複合材料について、CNFの分散状態が各種強度特性に及ぼす影響について報告します。
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(b)レーザビーム積層造形による高密度タングステン材料の創成)
タングステン(W)は、高融点、高密度、高い熱伝導、低い熱膨張率、高温域における高い強度等、他の金属には無い優れた材料特性を有している金属です。本研究では、W部材の新規製造プロセスとしてレーザビーム積層造形(3Dプリント技術)の適用性を検討しました。講演では、W部材の高密度化を実現するためのレーザ照射条件の探索(最適化)過程と得られた造形体の材料特性について概要を紹介します。
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(c)超音波を用いた鋳造金型の硬さ低下非破壊評価技術
アルミダイカスト金型には一般に熱間ダイス鋼が用いられます。この金型は使用(熱負荷)とともに硬さが低下し、最終的にヒートチェック等の欠陥が生じます。製品品質への影響を防ぐためには再熱処理や交換が必要となります。適切な金型運用にはその硬さを管理することが必要となりますが、ショア硬さなど従来法では誤差が大きい、形状制限が強いなどの問題があります。本講演では、金型の硬さを超音波により簡便に非破壊測定可能とする特許技術を紹介します。
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(d)人工光合成に関する研究T〜電子輸送と水の光分解(明反応)を中心に〜
光合成では、太陽光をエネルギー源とし、水と二酸化炭素(CO2)から酸素と糖を合成しています。本研究では、光、水とCO2からエタノール(C2H5OH)を合成するシステムの開発を目標としています。触媒電極の開発では、C60触媒電極とCu-C60触媒電極の作製と評価を行った結果、エタノールは得られなかったものの、前駆体の有機合成を確認しました。有機薄膜太陽電池モジュールの開発では、有機合成に必要な起電力に目途が立ちました。
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(e)マグネシウム蓄電池の開発
マグネシウム(Mg)合金は、高容量で安全性が高い負極材料として注目されています。しかしながら、Mgイオン(2価)の安定性が電池反応を妨げるため、正負極、電解液、いずれにも課題があり、Mg蓄電池は実用化に至っていません。これまでに我々は、正極、電解液、負極それぞれの要素開発を進めてきました。そして、これらの要素からMg蓄電池を構成し、動作することを確認しました。今回、このMg蓄電池の開発について報告します。
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(f)介助者の身体負荷軽減を目指した介護服の開発
介助動作は介助者の身体にも大きな負荷がかかることが懸念されます。本研究では、介助者の身体負荷、特に下半身への負荷を軽減できる介護服パンツの開発を目的とし、ケーシーアイ・ワープニット鰍ニ共同で研究に取り組みました。身体サポート機能をもたせるためのパンツ用の高伸縮性素材を開発し、それらを用いて試作した介護服パンツの着用効果について筋電図測定、着用感評価により明らかにしました。
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(g)サイズで分離するマイクロ流路チップの開発
粒子をサイズで分離する技術は幅広い分野で利用できますが、中でもDLDの原理に基づいたマイクロ流路チップによる分離法は、様々なサイズの粒子を、目詰まりを抑えて連続的にサイズ分離できるという利点を持っています。本研究では、DLDを利用した低コストなマイクロ流路チップとデバイスを開発しました。また、チップを用いた別の取り組み(急速混合)についても紹介します。
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(h)外観検査用画像処理の自動生成
ユーザが外観不具合画像と良品画像を与えると、外観検査のための画像処理の手順および各画像処理に要するパラメータを自動的に生成する方法を検討しました。生成される画像処理は、実際の製造ラインで使われる外観検査システムの機能・性能を考慮したものとなるよう調整できます。試作プログラムを精密機械加工部品の外観検査用画像および電子基板の部品抜け外観検査用画像にそれぞれ適用して、いずれも適切な画像処理の手順・パラメータを自動生成することができました。
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(i)イオン液体を用いた高効率水電解
イオン液体を電解質に用いて水電解を行うことを目的として、イオン液体を合成し、電気化学的評価を実施しました。複数種類のイオン液体について検討し、強アルカリ水溶液を用いる従来法と比較しました。ガス発生に伴う気泡の生成と電流値の検出を確認したことからイオン液体を電解質とした水電解が可能であることが示唆されました。本法は周辺環境への腐食性が高い従来法よりも低環境負荷にて水電解系を構築することができると考えられます。
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2 研究・技術紹介 成果事例

A セルロースナノファイバー関連
  (a)微粉砕化技術を応用した木質高機能膜の形成に関する研究
  (b)セルロースナノファイバーシートを基材とした生体電極の開発
  (c)高強度と高靱性を両立したプラスチック自動車部品向けCNF/湿式粉砕タルク
   ハイブリッドフィラーの開発

  (d)セルロースナノファイバー(CNF)を配合した新規生分解性複合材料の開発
  (e)電子セラミックス向けBNF添加スラリーの研究開発

B 化学材料・応用関連
  (a)希少細胞の高感度捕捉・選択的脱離回収フィルターの開発
  (b)ポリプロピレン繊維の染色技術の開発
  (c)生分解性プラスチックの添加剤の改質と分解性の制御
  (d)水電解による小水力発電の水素エネルギー化技術
  (e)スクリーン印刷法による薄膜固体電解質二次電池の開発
  (f)レーザー樹脂溶着用の光熱変換効率の高い吸光剤の開発
  (g)フレキシブルな高熱伝導性電子デバイス用材料の開発
  (h)面内異方性を有するフレキシブルな透明配線パターンの作製
  (i)イオン液体を用いた高効率水電解
  (j)香気成分の合成に関する研究
  (k)生体適合性と感光性を併せ持つ材料の開発
  (l)人光合成に関する研究T

C ヘルスケア関連
  (a)ナノファイバー模擬皮膚材をベースとしたヘルスケア用品の開発
  (b)介助者の身体負荷軽減を目指した介護服の開発
  (c)嚥下機能スクリーニング装置の開発
       
D 金属材料・加工関連
  (a)射出成形用微細ナノ加工ハイブリッド金型の開発
  (b)生産性に優れる高強度マグネシウム部材創成のための押出強ひずみ加工プロセスの開発
  (c)アルミ材へのリベット形状部品の超音波接合に関する研究
  (d)構造最適化を用いた傾斜機能ラティス構造体の開発に関する研究
  (e)タングステンを用いたアルミダイカスト金型補修のための基礎研究
  (f)金属製品の触感の向上に関する研究
   
E 計測・デバイス関連
  (a)精子運動性の制御に基づく運動精子選別システムの開発
  (b)血中に存在するリポ蛋白質の異所利用
  (c)血中循環癌細胞のシングルセル解析による口腔癌次世代統合精密治療法
  (d)チューリップのカメラ画像による病株判定システムの開発
  (e)歩行動作時の身体挙動推定技術の開発
  (f)情報端末を用いた健康管理機器に関する研究
  (g)デジタル画像相関法に基づく振動解析技術の実用化研究
  (h)画像処理・各種センサ技術を用いた高性能見守りシステムの開発

3 新設設備紹介

設備名
動画
概要
炭素硫黄分析装置

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ガスクロマトグラフ

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超促進耐候性試験機

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強誘電体テストシステム制御部

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グロー放電発光分光分析装置


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複合材料デザインシステム

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その他のセンター情報

トピック技術の紹介(最近の新聞記事より)

   鉄+アルミ 溶かさずたたいて接合
   抗がん剤投与前に効果判定
   高岡発の技術宇宙で熱制御

各研究所のトピックス(事業紹介)

   講習会・研究会のお知らせ

研究所・ラボ動画紹介

   産業技術研究開発センターPR動画 (YouTube)

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